スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2015.10.02 Friday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    2年目の話をしましょう

    0
       

      2年前の今夜、大きな余震の続く中
      揺れるろうそくの炎を見ながら
      現実なのか夢なのか自分を取り巻く状況がよくわからぬまま
      繰り返し響く津波警報を聞いていました。



      あれから2年たちました。
       

      私達の背後には(前にも横にもですが)常に3・11がありました。




      ならば忘れてしまいたいけど
      でも皆には忘れて欲しくないというのが本音。
      皆に忘れて欲しくないための特番なのでしょうが
      心の中がザラザラして見られませんでした。



      今はきれいに片付いて
      浸水区域は更地になっていますが
      高く積み上げられた、コンクリートや鉄筋に区分けされた瓦礫の山や
      満潮になれば海水が入ってくる家の跡地は日常の風景になりました。



      県南の平坦な土地が多い町は
      集団移転の工事も進んでいるようですが
      山からすぐ海になだれ込む私の住む町には平坦な土地が少なく
      個人で移転先を探そうにも土地も建築資材も値上がりし、
      大規模な造成工事が必要な集団移転も移転年度は決まっても、まだまだ先の話です。
      頑張ろうと思ってはいても何に向かって頑張ればいいのか
      頭をあげようと思っていた震災の年より
      こうも状況がこう着してくると、だんだん気がそがれ
      HP(ヒットポイント)がどんどん下がっている気がします。
      なんとなく皆『しょうがない』の中に生きているような気がします。



      震災を特集した地元紙に『悩み抱えず相談を』という記事があり
      ゛うつ病゛のみわけかたを読むと
      夫婦であれもこれも全部あてはまるねと笑い話になりました。
      今まで楽しめていたものが何か楽しめなくなったのはそのとおりかな・・・なんて。
      仮設に住んでる人は大なり小なり抱えている問題かと思います。
      新しい生活を始めることで震災に皆、決着をつけたいのだと思うのですが
      状況は遅々として進まずというのが今の現状でしょうか。




      震災で叔母を亡くした叔父が
      先日息子の卒業祝いにやってきました。
      今年にはどうにか家が建ちそうで、田畑も移転事業に買い上げになり
      お金に不自由はないのですが、帰りぎわ『あとは愛が欲しいな、俺は』なんて
      こちらが思いもしない事を言ったので、その場は笑い話になりましたが
      あの日は1万8千人以上の愛が消えてしまった日でもあったなと思います。
      その叔父も渋滞の車の列に津波が襲い、車ごと流され
      川の土手に車がぶつかり、開いた窓から櫻の木に登り一命を取り留めた人なのです。
      叔母の火葬の日『俺も死んでしまえばよかったな』と笑いながら
      言っていたのも、本音だったのかもと思います。




      あらしの歌う『ふるさと』は正直辛くて聞けません。




      前向きに頑張っている人も大勢いる中、なんだか凹んでいくのが困りものです。
      今夜は夜空に向かって3本の鎮魂の光が伸びました。
      課題は山積ですが、今夜は冥福を祈ろうと思います。
      私達の3年目が始まります。


      私の町では240名を超える人が未だ家族の元に帰らぬままです。



      スポンサーサイト

      0
        • 2015.10.02 Friday
        • -
        • 22:37
        • -
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        関連する記事
        コメント
        こんばんは。

        先週御地でおこなわれた地蔵菩薩開眼法要に参列し、
        失われた御霊に手を合わせてまいりました。

        時ばかりが経ち、自分自身の行動に対し、
        震災後何をしていたのだろう?
        これでよかったのだろうか?
        自戒の念ばかり。

        帰り道「真の復興」とは何かを考え続けていましたが、
        未だ答えは見いだせていません。力不足、思慮不足です。

        目の前のことに真摯に対峙するだけしか出来ない僕です。
        • maavo
        • 2013/03/12 5:54 PM
        それでも 生きていきましょう。
        • まさ
        • 2013/03/12 9:36 PM
        3年目に入ってもまだ、あの日、もっと何か出来ることは無かったのか?と考えたりします。

        なんとなく『しょうがない』の中に生きている。
        まさにその通りだと思います。
        そう思わないと生きて来られなかったんですね、みんな。
        もう2年、されど2年、まだ2年。
        この2年間の様々な思いを風化させないようにと切に願います。
        • おせい
        • 2013/03/15 11:21 AM
        maavoさん> いつも真摯に被災地に向き合っていただきありがとうございます。『時ばかりが経ち、自分自身の行動に対し、震災後何をしていたのだろう?』それね、ここの地に住む人も皆同じ気持ちなんですよ。私でさえ他人のために何もしてこなかったと悔やむことばかりなのです。手を合わせることだけでも誰かを悼む事だけでも復興への一端だと思おうと思います。
        • けいと
        • 2013/03/18 11:43 PM
        まささん> そうですね。ともに生きていきましょう
        • けいと
        • 2013/03/18 11:45 PM
        おせいさん> 2年がたちなんとなく町が動いてきたのですが、難問は山積みです。防災移転は造成が終わるまであと3年待てとのおおせでした。未来に向かって風化させないようにすることと、嫌なことは忘れて光を見出す努力をすることと、でもやらなきゃですね〜。
        • けいと
        • 2013/03/18 11:52 PM
        コメントする








           

        PR

        calendar

        S M T W T F S
        1234567
        891011121314
        15161718192021
        22232425262728
        293031    
        << October 2017 >>

        いらっしゃいませ

        港町写真館

        Clap

        はっぴー★サミーでいず

        selected entries

        categories

        archives

        recent comment

        • あいかわらずです
          ゆみこ
        • あいかわらずです
          いっちゃん
        • 超がつくほどお久しぶりです
          まる
        • 超がつくほどお久しぶりです
          Ligママ
        • 超がつくほどお久しぶりです
          けいと
        • 超がつくほどお久しぶりです
          ちゅみまま
        • あいかわらずです
          Kazuyo
        • あいかわらずです
          choco
        • 超がつくほどお久しぶりです
          けいと
        • 超がつくほどお久しぶりです
          けいと

        links

        profile

        search this site.

        others

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM